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【天妃山】 発見!!

磯原海岸から二ツ島、その先には大津漁港と続く長い海岸線が展望できる。

標高21.2㍍ 光圀命名の低山「天妃山」   ◆茨城県 第2位の低山◆

南側からの天妃山
天妃山01
標高21㍍ 磯原海岸にある光圀命名の低山「天妃山」 
常磐線磯原駅東口に降りてから国道六号線(陸前浜街道)を北上すると、国道に沿って右側を大北川が流れている。
その大北川の直ぐ先に岬の突端が見えてくる。これが天妃山で県内2番目の低山(標高21.2m)だといわれている。
童謡詩人・野口雨情生家の案内看板を横目に国道から右折して海岸に向かう。
赤い橋の手前に入口の鳥居があり、鳥居からの参道は所々が短い石段に為っていて、歩いて5分位でお堂のある頂上に到達してしまう。
お堂のあるところから、少し崖を登ると太平洋の海原が開け、北側には二ツ島、大津漁港と続く長い海岸線が展望できる。
南には大北川の川口が海に注ぎ込み、おびただしい数のカモメなどの海鳥が波間に漂い、そして、絶え間なく響き渡る潮騒と、波間の輝きが見えてきて、なんと爽やかな気分になってきたようだ。
 
天妃山02
ちなみに北側から見ると、こんな感じです。
天妃山の鳥居
天妃山03
弟橘媛神社
左側の大きい石碑は、常磐炭鉱北部地区開拓者・神永喜八の顕彰碑である。
 
階段を登って行くとお堂が見えてきます。
天妃山04
登りきった頂上には質素なお堂が待っている。
天妃山05
拝殿の社名板
天妃山06
「天妃姫・弟橘媛・雄都嘉」神社と書かれている。
天妃姫(てんぴひめ)・弟橘媛(おとたちばなひめ)・雄都嘉(おつか)と読み、天妃山の弟橘媛神社の御神は、女神が祀られている。
 
お堂前にある「天妃山由来」
天妃山07
文中〝松山寺〟とあるのは、その寺は雨情生家と二ツ島の中間の常磐線線路より山側にあったが、現在は廃寺で痕跡もない。
 
展望台内にお腰掛の石
天妃山08
黄門の井戸(五浦)とか、お腰掛の石とか‥これだけは、観光地などでよく見かけるなんとも嘘っぽい話
 
お堂の前の崖状の階段を登ると北側方向に太平洋が見渡せる。
天妃山09
磯原海岸から二ツ島、その先には大津漁港と続く長い海岸線が展望できる。
 

【参考】標高17.4㍍ の低山「天神山」   ◆茨城県 第1位の低山◆

天妃山より3.8m低い天神山

 天神山01

場所は東海村村松で、近くには村松山虚空蔵堂、日帰り温泉遊悠館があります。

天神山

ここが茨城県一低い山の山頂(標高17.4m)です。

 

 

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